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林洋平ブログ(こだたま行政書士事務所&株式会社リブリッシュ)

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内容証明郵便の受け取り拒否

2015年2月14日

naiyoshomei

僕が受取拒否をしたわけではありませんが、前職の法律事務所でも内容証明郵便について誤解をしている人がいたのを思い出しての投稿。




内容証明郵便という言葉自体はほとんどの方が聞いたことはありますかね。




手紙は手紙なのですが、1行につき20文字以内、1枚の用紙につき26行以内(よって、1枚の用紙には520文字以内)で書かなくてはいけないとか、それ以外に変なもの同封できないとか、ただの手紙よりも料金がかかるとか、只者ではない雰囲気を醸し出す郵便です。




料金が高いのは、通常の封書郵便代(今のところは80円ですが、来月から上がっちゃいますね)の他に、以下のような料金がかかるからです。




・内容を証明するための費用・・・1枚目は420円、1枚増えるごとに250円ずつ追加

で、一応「内容証明」というとこれで済むんじゃないかと思いきや、他にも

・配達証明料金・・・300円
・書留料金・・・420円

が加算されます。




配達証明は付けないなら付けないで良いのでしょうが、これをつけておかないと「届いた証明」ができず、通常は付けますね。




書留については「内容証明郵便でお願いします」と頼むと自然と書留扱いになるようです。




前置きが長くなりましたが、前職の法律事務所職員でもちらほら持っていた誤解とは・・・
「せっかく内容証明を送っても、相手から受取拒否された場合は、意味がない」という誤解です。

「受け取り拒否されたということは、相手は内容を読んでいないということだから、送った意味がない」ということなのでしょうが、内容証明郵便はそんなに甘くありません。

なんと、

「内容証明郵便を受取るべき人は、受取拒否をしたところで受け取ったことにされる」

のが真実です。




よくよく考えてみると当たり前ですね。

内容証明におめでたいことが書いてあるなんておそらく誰も思わないでしょうから、自分宛にそういうものが届いたら嫌な予感がするもの。




受け取り拒否したくなるのも人情です。

でもそれくらいで内容証明郵便を無意味にできるのであれば、僕だったら何度でも受け取り拒否しますよ!(冗談です)

こういうことがまかり通らないように、法律上は、相手が「通知を知りうる状態になれば」その通知は到達したとみなされます。
受け取り拒否をしたということは、「なんか通知がきた」ということは少なくとも分かったわけで、さらに受け取ろうと思えば受け取れたわけです。




その時点で到達したとみなされるのですね。




なので、せっかく送ったのに受け取り拒否で戻ってきてしまったと嘆いていた某職員。
その戻ってきたやつを一式大切に保管していれば、それでいいんですよ。







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