3月の始まりは日曜日の雨。こだたま行政書士事務所の林です。
ここ最近、携帯電話の通話料が増えていることもあり、いっそのこと事業メインで使っているガラケーについて、通話定額プランに変更しようと思い立ったのはつい先日。
普段は、料金プランの変更はオンライン上でやっているので、今回も「いつでも簡単にできるかなあ」くらいに思っていました。
ちなみに、その携帯電話はdocomo(NTTドコモ)で契約しているものです。
ドコモでは「カケホーダイ」という名前で通話定額プランを提供しているようです。
ガラケー定額プランは2年縛りで構わなければ基本料金が月2,200円(税別)です。
この金額で国内通話が時間を問わず無料になるなんて、おそらく価格設定間違ったんじゃないでしょうかね・・・。笑
で、念のためこの「カケホーダイ」単体で契約できるかも調べてみます。
うん、できそうですね。
じゃあ、キリよく3月1日付けでプラン変更だーーー!!
と意気込んで、本日、いつもやってるネット上(My Docomoオンライン)でポチポチと変更手続きを進めてみようとしました。
・・・が!
何故かできない。
「パケットパックを選んでください」と出て先に進めないわけです。
なんだよ、パケットパックって。
通話専用のガラケーにしようとしているのに、パケット何とかなんて要るか!(心の叫び)
なんて思ってみてもドコモは頑なに「パケットパックを選んでください」と指示してきます。
そして、まさかと思い調べてみると・・・。
カケホーダイプランのみの申込みはドコモオンライン(ネット上)手続きではできないとの記載が。
各窓口にて手続き(電話かショップ来店)しろとの記載が。
僕みたいな通話が多くなっている客がカケホーダイプランを単体で利用することになれば、確かにドコモはそんなに儲からないでしょう。
つまり、「当社の利益が少ないプランに変更なんて、簡単にはさせないぞ!」ってことなんでしょうねえ・・。
いやー、でも、どう考えても事業用ガラケーにパケットパック要らんし。
ネット専用のスマホ端末は他に持ってるし。(MVNO)
天下のドコモがそのつもりだったら、
僕も絶対カケホーダイ単体に変更してくれる!!
そんなわけで、まずカスタマーセンターにかけてみるのですが、案の定一向に電話がつながらず。
電話の場合、待ち時間の見込みが不明なので、精神衛生上あまり良くないんですよね。
てなわけで、いっそのこと最寄りのドコモショップに行こうということで、ドコモショップ小平店へ。
ちなみに、ドコモショップはドコモが経営していると思っている方は多いかもしれませんが、違います。
大抵は、子会社でもない他の会社が経営しています。
例えば、ドコモショップ小平店の場合は「兼松コミュニケーションズ株式会社」ですね。
ということはですよ、ドコモショップに、NTTドコモ本体が決めたルールについての文句を言ったところで、ドコモショップのお兄さん、お姉さんも被害者となるだけです。
ドコモショップに言わせてみれば「ドコモ本体が決めたルールなんて知らんがな!」って話ですよね。当然。
無駄な被害者は増やしてはいけません。
てなわけで、紳士な僕は文句も言わず、ただ、ドコモ本体の勝手なルールの犠牲者となってしまった兼松コミュニケーションズ(ドコモショップ小平店)の方々も巻き込みながら、カケホーダイ(単体)プランに変更が完了しました。
ネットでやれば数分で済むだろう手続きが、今回は
電話にトライした20分程度
ドコモショップでの待ち時間120分
手続き時間10分弱(待った割りに短いw)
ドコモショップへの移動時間往復40分
という3時間以上の時間を強いられました。
これって、誰が得するんですかね。
僕が時間的な損をしたのは間違いないですが、代わりに誰が得をしたんでしょうかね。
まあ、しかし、ドコモだからこういう殿様商売(ドコモにとって不利な手続きは消費者の方にかなりの負担を強いて、あわよくばやる気をなくしてもらう)も可能なんでしょう。
顧客を囲い込み、できるだけ客単価を高く維持するやり方としてはけっこう勉強になりましたが、いろいろ考えさせられる出来事でした。
まあ、そう言いながら昨日、ドコモでガラケーを追加契約したんですけど。