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林洋平ブログ(こだたま行政書士事務所&株式会社リブリッシュ)

日常

新規開業した行政書士の先生方へ

2016年5月23日

東京都小平市のこだたま行政書士事務所です。

 

最近はとてもバタバタな日々です。

もうしばらくバタバタします。(できればずっとバタバタしたい)

 

時期的に、行政書士開業が増える時期なんでしょうかね。

 

でも一つ残念なのは、新規開業した方で、若い先生方でもメイン業務に相続や後見を据える方が多いのかなということです。

 

 

確かに、今の日本は超高齢社会で、潜在的なものも含めると、相続や後見に対する需要自体はあります。

(ちなみに、「超高齢社会」とは65歳以上の方が全人口の21%以上となることをいい、「高齢化社会」や「高齢社会」と定義が違います。)

 

行政書士会が相続や後見に力を入れつつあるのも頭では理解しています。

 

 

けれども、商売及びビジネスというものは需要があれば必ず成り立つものではないですし、業界団体の波に乗れば成り立つものでもないのです。

 

 

「需要があれば必ず商売が成り立つ」ということであれば、飲食店は必ず成功することになります。

 

 

どういうことか分かりますよね。

 

 

人間は、食事を継続しないと死にます。

 

 

食事に対する需要は100%どこにでもあります。

 

 

でも、潰れる飲食店は普通に潰れます。

 

 

なぜでしょう。

 

 

食べるだけだったら、自分でも食物を栽培し、育成し、食べられるからから。

 

 

正解です。

 

 

自ら栽培などしなくても、材料を調達して料理できるから。

 

 

正解。

 

 

料理が苦手でも、スーパーで惣菜を買えば、自宅ではご飯を炊くだけでそれなりの食事ができるから。

 

 

これも正解。

 

 

それでもたまの外食は皆さん必ずあります。
そして、もし外食するとしても、同じような飲食店がたくさんあったら、そのときどきで何が食べたいか考え、もしカレーが食べたいとなればファミレスを選ぶか、カレー専門店を選ぶか、でもそのとき選ばれるのはどこかの一店舗だけです。

自分の店が選ばれるためにはそれなりに独自の戦略を張っている店じゃないと選ばれないですし、何より、ほとんどの人はその瞬間の自分にとって、より優位性があると思われる飲食店を選びます。

 

 

飲食店における優位性とは、その都度変わりますし、主観的なものなので絶対的な比較はできないかもしれません。

 

 

人によっては接客に魅力を感じるでしょうし、サービスに魅力を感じるでしょうし、もちろん料理自体に魅力を感じる方も多いでしょう。

 

 

 

いずれにしても、根本的に同じ商品、サービスを提供するのであれば、何らかのマーケティングの成功、優位性がないとお客さんに来店してもらい、お客さんを満足させることはできないわけです。

 

 

そして、行政書士やその他士業の仕事に話を戻すと、相続や後見という分野は、弁護士も、司法書士も、行政書士も取り扱います。

 

 

そもそも行政書士だけですら多数がこぞって相続だ後見だと言っている中で、同じフィールドに弁護士も司法書士もいるわけです。

 

 

ここで、「いやいや、行政書士だからこそできることがあるし、その中でもうちの事務所だからこそできることがあるんです」と堂々と言う人もいますが、それ、本当なのでしょうか。

 

「行政書士だからこそ」

「うちの事務所だからこそ」

 

これは非常に重要なキーワードです。

 

 

 

昨今、弁護士事務所の報酬も適正というか、安いところが出てきています。

 

 

場合によっては少し報酬を上乗せするだけで、弁護士は相続人間の交渉もやってくれる、行政書士は話を整備していくだけ。
(行政書士は、依頼者の依頼に基づいて他の相続人との交渉を行ったり、法律的に個別具体的な判断を示し、アドバイスをすることはできません。)

 

 

あなただったら、どっちを選びますか。

 

 

仮に弁護士がいなくなっても、司法書士もいます。さらに同業である行政書士のほとんどが相続を扱い、果ては金融機関も相続遺言のサービスに乗り出してきている状況。

 

 

あなたの事務所において、相続業務に関する優位性はどこにありますか。

 

 

それがわからないまま、メインに据えると何が起こると思うでしょうか。

 

 

ビジネスは勝ち負けじゃないというスタンスをお持ちであればもう言いませんが、

 

 

安全に、ルールを守りながら勝てますか。あなたの事務所は。

 







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