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林洋平ブログ(こだたま行政書士事務所&株式会社リブリッシュ)

日常

熊本県出身だったからこその出会いと。

最近は、どうしても宅建業・建設業のリブリッシュメインになってます。

 

現在、行政書士業務については原則として既存のお客様からの受任のみとなっておりますが、ご新規の方についてもご紹介の方をはじめ、実際は小平市内を中心に、近隣の方からのご相談には応じております。

 

さて、今日はその行政書士業務における、既存の法人のお客様のお話です。

 

 

2~3年前、ある建設業者の方からお問い合わせをいただきました。

 

建設業許可を取得したいと。

 

お電話をいただいたのは、その会社の事務の女性でした。

 

 

 

その時は何気なくお問い合わせに応じ、先方に詳細の打ち合わせのためにお伺いしました。

 

 

その際、なぜ当事務所を選んでいただいたかの理由をおっしゃっていただいたのですが、

 

「熊本県出身だったから」

 

ということでした。

 

 

当事務所のウェブサイトの僕の経歴には、確かに熊本県出身だということが記載されています。

 

 

それが決め手になったのです。

 

 

なぜ熊本県出身だったことが決め手になったのか、その理由はそういえば今でも改めてお尋ねしてなかったのですが、

 

 

今は何となく予想はつきます。

 

 

 

当時、建設業許可(新規)業務として受任させていただいて、無事に許可を取得したその後は、許可業者が1年に1度手続きをする必要がある「決算変更届」でお付き合いは続いておりました。

 

 

そして、今年度もその時期になり、先方の取締役の方から「今回もお願いしたい」とのメール。

 

 

その時は「では、必要な書類はこれとこれで、押印いただきたい書類もあるので日程調整しましょう」とお返ししました。

 

 

 

その後、再度返信があったメールに、新規申請から昨年度まで窓口となって申請・届出業務に多大なご協力をいただいた上述の事務の女性が昨年の12月に亡くなったことが記載されていました。

 

 

一瞬、どういうこと?と思いました。

 

 

当事務所は、主にインターネットで集客をしておりました。
だからそうというわけでもないかもしれませんし、多少反響ルートに偏見はあるかもしれませんが、やはり若手の経営者の会社からお問い合わせをいただくことが多く、その会社の経営陣も従業員の方もまだこれからという人が多かったように思います。

 

 

正直、役員に対しても従業員に対しても「亡くなる」というイメージがどうも湧かないのです。

 

 

さらに、当事務所は相続などの「人が亡くなる」ことをイメージした業務は扱っておらず、人の死からは随分遠いところで仕事をしていました。
もちろん、建設業許可だけではなく許認可全般では許可の名宛人となる個人事業主や、法人であってもその役員が亡くなると大小さまざま、手続きが発生するのでどこかで「死んじゃダメですよw」みたいな、冗談交じりの会話を交わすことはたまにあります。

 

ただそれは、あくまで実際に迫るイメージの外にあったからこそ気軽に言えた言葉でした。

 

それなのに、人が亡くなってしまいました。

 

 

ご存命中は決して深く考えなかったのですが、その方にはお子様もいました。
まあ、いるんだろうな、くらいにしか思っていませんでした。

役員の方からお聞きしたのですが、そのお子様は今シーズン大学受験生だったようです。

 

 

大学受験という面でみれば、そのお子様は12月の初旬に推薦入学を決めることができて、その母親である事務の方もご存命中にその知らせを受け取ることができて良かったと思います。

 

 

でもやはりまだまだこれから親子関係が深まっていく時期であったことには間違いありません。
そのことを思うと無念でなりません。

 

 

手続きの面でもその方いなければあれほど速やかに進まなかったかもしれませんし、先方の会社でもいろんな仕事や運用を把握している貴重な人材だったようです。

 

社長含め、役員の方も悔やんでおられました。

 

 

 

各種許認可には、手続きの面、もっと言えば要件上の面で「亡くなってはいけない人」がいます。
その方が亡くなると、許可が維持できなくなるということがあります。

 

しかし、そういう単純なことではなく、その方はその会社にとってはなくてはならない存在でした。

 

もちろん、ご家族にとって、社会にとってもなくてはならない存在だったことだと思います。

 

 

あまり感傷的になるのはその会社との関係や立場もあって良くはありませんが、やはり残念です。

 

 

病気というものはとても残酷なので太刀打ちできない、仕方ないとあきらめなければならないことはあります。

 

 

ただやはり元気な頃のお姿を見ているだけに、ふと、もう少し時間があればよかったのに、と思ってしまいます。

 

 

 







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