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林洋平ブログ(こだたま行政書士事務所&株式会社リブリッシュ)

車の手続き

普通車の名義変更に必要な「譲渡証明書」の書き方

投稿日:2017年11月17日

先日、知り合いの方から普通車の名義変更手続きを頼まれて、多摩自動車検査登録事務所へ行ってきました。

小平市 こだたま行政書士事務所では、多摩ナンバーに限り、軽自動車、普通車の名義変更手続きの代行をお受けしています。

 

そして、数年にも渡り、けっこう多くの普通車名義変更をやってきたにもかかわらず、今回初めて知ったこともありました。

普通車の名義変更(移転登録)の際に必要な「譲渡証明書」についてです。

譲渡証明書とは

普通車の場合、軽自動車と違って名義変更の際に、譲渡証明書という書類を添付します。

これは、車を譲る人が、車を受け取る人に対して「確かに車を譲渡しましたよ」ということを証明する書類です。

こういうものです。

この例では、「林洋平」という人から「小平太郎」という人に車の名義を移す場合ですね。

ちなみに、「譲渡」とは有償無償を問いません。今回、車を「売る」のだから「譲渡」ではないよね?というご質問をたまにお受けしますが、売ってもあげても、譲渡は譲渡です。

上部の車の情報は車検証を見て、正確に記載します。

そしてまずは車を譲渡する人が住所氏名を記載し、実印で押印します。(普通車の名義変更には必ず実印が求められるので注意しましょう。)

次に、譲渡日を記載した上で、車を受け取る人の住所氏名を記載。

一点注意なのが、車を受け取る人はこの書面に何ら押印しないことです。
譲渡する人が押印した欄をよく見てください。「譲渡人印」となっています。
つまり、譲渡する人しか押印してはいけないということです。

これが、譲渡証明書です。

 

譲渡証明書は、譲渡人のみで作成するものだった

これまで当事務所では、譲渡人欄は譲渡人に、その次の車を受け取る人(譲受人)欄は、譲受人に署名してもらうものだと思っていました。

しかし、正確には、これは譲渡人のみで作成するもののようです。

実務上では、従来の当事務所のやり方でも全く問題ないのですが、厳密には譲渡人が「私が」「この車を」「ここに書いてある人に」譲渡したことを「証明します」という意味合いなので、譲渡人単独で作成するということになります。

よって、譲受人の押印が不要という考え方もできます。

これだけだったら、「結局どっちでもいいってことね」で済みそうな話なのですが、そうもいかない事態が一点あったのです。

 

譲渡証明書の訂正印は、必ず譲渡人実印で

特に内容に嘘、勘違いがなく、訂正事項もなければ、実務上では単独で作成しようが共同で作成しようが構いません。

しかし、書き間違いなど、訂正がある場合は要注意です。

訂正箇所は、必ず譲渡人の実印で訂正します。

 

例えば譲受人の小平太郎さんが、実は何かの勘違いで実際には小平花子さんが譲受人だった、という例だと…

小平太郎さん部分の訂正ですから、何となく小平さんの実印で訂正したくなりますよね。上の図がそうです。

これが、間違いです。

「譲渡証明書は譲渡人単独で作成すべきもの」という趣旨から、譲渡証明書の訂正を、譲受人が行ってはいけないということです。

では正解は…

こうです。

譲渡人印の欄に押した、譲渡人の実印で訂正します。

もちろん、ここまで大きな間違いなると、書き直した方が無難ということにはなりますが、事情によりもう予備の紙がないなどはあるかと思います。

そういう時に覚えておきましょう。

 

まとめ:書類の意味を知るって大事です

そんなこんなで、今回は多摩自動車検査登録事務所の方の取り計らいで申請を受理してもらえましたが、本当に、書類の意味を知っておくって大事だなあと思いました。

許認可に限らず、こういうちょっとした手続きにも、それは当てはまります。

 

当事務所では今後も、書類一つ一つの意味をもう一度しっかり見直し、依頼者の方に余計な手間をかけたり、やるべきことに不足を生じさせてしまったりすることがないよう、業務を行ってまいります。

車庫証明や車両の名義変更については、完全に地域限定(車庫証明は小平警察署管轄限定、名義変更は多摩ナンバー管轄限定)、又は紹介案件のみお受けしておりますので、お近くの方などはぜひご用命ください。

 







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